毎年お馴染みとなっている「ウィンターセール」が開催中のSteam。そんなSteamの運営元Valveは2016年から始まって以来毎年恒例行事となっているSteamの「2021年の年間ベスト」を以下の項目で発表した。
- 売上上位
- 新作
- 最もプレイされたゲーム
- 早期アクセス卒業ゲーム
- VR年間ベスト
- コントローラフレンドリー
これらの詳細についてはSteamより公開されている記事に記述されているため、各カテゴリのプラチナ帯タイトルを中心に感想とともに紹介していく。
売上上位
その名の通り、Steamで最も収益を上げた(本編の売上+ゲーム内取引+DLCの売上)上位12タイトルは以下の通りだ。
- NARAKA: BLADEPOINT
- Dota 2
- PUBG: BATTLEGROUNDS
- Destiny 2
- バトルフィールド 2042
- Counter-Strike: Global Offensive
- レインボーシックス シージ
- Apex Legends
- グランド・セフト・オートV
- Valheim
- New World
- Dead by Daylight

売り上げ上位プラチナタイトルには、その称号にふさわしい有名タイトルが多く集まった。これらのタイトルはゲーマーならば一度は聞いたことがあるようなタイトルばかりだ。
特に、「Dota 2」「Counter-Strike: Global Offensive (CS:GO)」「Grand Theft Auto V (GTAV)」についてはこのアワードが始まった6年前から連続でランクインしており、伝説タイトルの覇権を感じる。

とはいえ、「New World」「NARAKA: BLADEPOINT」「Battlefield 2042」など2021年に発売されたタイトルもいくつかラインナップされており、有望株・注目作が多い一年であったのだろう。

新作
リリース後2週間の収益を基にランキングした上位12タイトルは以下の通りだ。
- Mass Effect Legendary Edition
- Age of Empires IV(AoE IV)
- Biohazard Village(バイオハザードヴィレッジ)
- Forza Horizon 5
- Valheim
- Halo Infinite
- ファーミングシミュレーター 22
- バトルフィールド 2042
- Back 4 Blood(B4B)
- OUTRIDERS
- New World
- NARAKA: BLADEPOINT

新作ランクイン作品には「Halo Infinite」「Forza Horizon 5」「Age of Empires IV」をはじめとするXboxのお膝元"Microsoft Game Studios"の作品が目立った。これらの作品はXbox Game PassにてDay One(発売初日)から提供されるが、Steamにおいても売り上げを伸ばしていることにSteam市場の強さを改めて感じる。

「Forza Horizon 5」は間違いなく個人的Game Of The Year 2021の作品にノミネートするほど素晴らしい出来栄えだった。Xbox Series Xならば5万円弱で"4K 60FPS"を安定的に出すことが出来るが、グラフィック・メキシコの町の再現性の高さには思わず言葉を失うほど感動した。
語彙力を失うほど素晴らしすぎる美麗なグラフィックは是非一度でも体験するべきだ。
Xbox Game Pass(PC Game Pass)に加入すれば初月100円で端末を問わず楽しむことが出来る。
2021年最もプレイされたゲーム
他のカテゴリーとは異なり、同時接続者数20万以上をプラチナ,10万人以上をゴールド,6万人以上をシルバー,3万人以上をブロンズとしてランキングしたこのカテゴリー。見事年間を通してプレイヤーを維持し続けた名誉ある12作品は以下の通りだ。
- Rust
- Grand Theft Auto V(GTAV)
- Halo Infinite
- PUBG: BATTLEGROUNDS
- Valheim
- Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)
- Dota 2
- サイバーパンク2077
- Apex Legends
- New World

ゲームの特性上マルチプレイヤー作品のランクインが多い中、酷評を乗り越えた『Cyberpunk 2077』のランクインが印象的だ。
売り上げ当初、ストーリーの進行不能バグが発生したことから200万本以上返金されたり、PS4 / Xbox Oneにて返金対応が行われたなど悪い印象でも話題になった本作だが、それらを乗り越え見事2021年を代表する作品へと名乗りを上げた。
筆者はXboxにて Cyberpunk 2077 を購入したが、まだ"Optimized for Xbox Series X|S"作品となっていないため、プレイしていなかった。開発元のCD Projekt REDは2022年上半期に次世代機へ対応させることを発表しており、期待が高まるばかりだ。

早期アクセス卒業ゲーム
2021年に早期アクセスを卒業したゲームのうち売り上げ上位を占めた作品は以下の通り。PUBGやARKもかつては早期アクセス作品だった。
- GTFO
- Breathedge
- Solasta: Crown of the Magister
- Subnautica: Below Zero
- Endzone - A World Apart
- Chernobylite
- Wildermyth
- Skul: The Hero Slayer
- Totally Accurate Battle Simulator
- Medieval Dynasty
- Draw & Guess
- Hell Let Loose

4人で協力してミッションクリアを目指す「GTFO」は2019年に早期アクセスが開始され、2021年12月に正式版がリリース(早期アクセスを卒業)となったが、急上昇でランクイン。
ゲームプレイ・UIともに洗練されており、グラフィックも素晴らしいこの作品は是非プレイすべき。
水中を舞台とするアドベンチャーゲーム「Subnautica」の新作「Subnautica: Below Zero」がランクインしたことも印象的だ。
前作「Subnautica」は素晴らしい出来栄えで、大手インフルエンサーがこぞってプレイしていたため見たことがある人も多いだろう。

売上上位VRゲーム
- Blade and Sorcery
- Into the Radius VR
- SUPERHOT VR
- The Elder Scrolls V: Skyrim VR
- Pavlov VR
- VRカノジョ
- BONEWORKS
- Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenades
- Beat Saber
- The Walking Dead: Saints & Sinners
- Half-Life: Alyx
- Arizona Sunshine

VRならではの体験ができるゲームのランクインが多い印象となった。
「SUPERHOT」はFPSというジャンルの中でも特に独特なプレイスタイルであったが、それをVRにも再現している所に興味が沸く。
トップコントローラーゲーム
- eFootball 2022
- グランド・セフト・オートV
- The Binding of Isaac: Rebirth
- EA SPORTS FIFA 21
- Apex Legends
- Forza Horizon 5
- サイバーパンク2077
- FIFA 22
- Halo Infinite
- GUILTY GEAR -STRIVE-
- モンスターハンター:ワールド
- テイルズ オブ アライズ

このジャンルは各コンソールでの人気作品が多いこともあり、一度は目にしたことがある / プレイしたことがあるような有名作品が出そろった。
その中でも、「eFootball 2022」がランクインしたことはかなり衝撃的だった。なんせ、「eFootball 2022」 はグラフィッククオリティーがユーザーの期待を大きく下回ってしまったこと、多くの致命的なバグが指摘されたことからSteam上・ネット上ともにひどい酷評が目立ち、ほぼ炎上状態となっていたからだ。
新たなジャンルへと舵を切るという大きな選択をしたKONAMIの今後の動向に注目していきたい。
個人的には、「テイルズ オブ アライズ」は是非とも一度プレイしたい作品だ。Tokyo Game Show VRでも注目したこの作品は伝統あるJRPGとして有名で正式ジャンル名を「心の黎明を告げるRPG」としているところからも興味をそそられる。

まとめ「コロナ禍もあり、ゲーム業界飛躍の一年となった。」
今回紹介したSteam 2021年 年間ベストの詳細は前述の通り、 Steamより公開されている記事に記述されており、プラチナ帯以外のタイトルについても特設サイトから確認できる。今年のPCゲームを象徴するこれらの情報は要チェックだ!
たくさんのゲームが発表・発売された2021年。来年度もたくさんの神ゲー・名作が生まれることに期待して年を越そう。